元本の額を計算する係数

複利運用の計算は複雑ですが、資金計画(ファイナンシャル・プランニング)においてキャッシュフロー表を作成する際に将来の目標金額がわかっていれば、現在必要とされる元本の金額を簡単な計算で求めることができる便利な係数が用意されています。
こうした係数は、一般的には縦方向に運用期間を、横方向に年利率を配した早見表としてまとめられていますので、計算をする場合でも容易に係数の値を割り出すことができます。
まず、将来目標とする金額を複利方式で貯蓄した場合に現在いくら必要になるかを計算するための係数として「現価係数」があります。}PgžxQ
例えば、10年後に大学への進学が見込まれるので100万円必要だという場合に、年利率1.0パーセントの預金口座で複利運用するとしたならば、この場合の現価係数は0.9053ですので、100万円との掛け算で今のうちに905,300円を預入れしておけばよいとわかります。
また、毎年一定の金額を一定の期間にわたって取り崩していく場合に、いくらの金額から複利運用すればよいかを計算するための係数として「年金現価係数」というものもあります。
例えば、毎年100万円の年金を20年間受け取ることを前提として、年利率1.0パーセントで資金を複利運用する場合には、20年で1.0パーセントの年金現価係数は18.046ですから、年金額100万円との掛け算で18,046,000円を今から預けておけばよいとわかります。

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